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晴れな人生、生き方!
それでいて、夢がちりばめられていて、ところどころで出会えるといい。
自己満足だとも思いながら、夢の一つである国際協力に踏み出す。

*用語説明*
ANM・・Auxiliary Nurse Midwife(准看護助産師) 農村部で15・6の村を対象にドクターなしで診療所を運営する。分娩から成人・子どものケアまで。

ナース・・・日本のように看護師と助産師の資格が分かれておらず、それ以上のことも行う。例)会陰切開や、縫合など

2009-09-29

I'm in INDIA!!!


9月28日。
10:30のバンコク行きで、私たちはインドに向けて出発しました。

何十カ国という派遣国が出発し始めるこの日、多くの隊員に見送られ、
インドはトップバッターで成田を出ました。

前日、こみあげる淋しさと、不安と、楽しみと、何がなんだかわからなく、結局2時まで眠れなかった。
眠い目をこすりながら、世界への窓口成田へ向かいました。


大好きな職場の先輩。






いつも癒しをもらってました。来てくれて本当にありがとう。

見送りに来てくれたHindi語の先生と、インド同期隊員。









引き寄せられて出会った縁。みんな、根がとても優しい。

住民票を抜いてしまったけど、また帰ってきます。
一旦さよなら、ニッポン。













着いたのは、現地時間21時。
トータル11時間ほどのフライトでした。

真っ暗な中、ギラギラ光る、インド人の眼とランプ。










習ったヒンディー語が、道路の看板にも、トラックの後ろにも、工事中のフェンスにも、
当たり前だけど至るところに書いてあって、もうなんだか感激でいっぱいでした。

教室の言葉が、生きた言葉として目の前にある。
それだけで、新鮮で嬉しかったんだと思います。

’読める!’’わかる!’みたいな感激。
ちゃんとインドで使われてたんだー!という変な感激。
翌日、時差ボケを感じる暇もなく、朝イチから大きな病院へワクチン接種へ。










私たちのお世話になる事務所。大都会デリーのど真ん中!













信号がないこの街は、命がけで渡ります。









インド最初の晩餐は、とりあえず、カレーを食べました。






それぞれの任地(私はド田舎)へ行くまでの5週間、
ここデリーでインドライフをスタートさせます。

乞うご期待!

2009-09-25

Departure!!!

では、行ってきます!












足りてるのか足りてないのか、重大なモノを忘れているような大丈夫なような。
「もうええか・・・」
おまじないの言葉にて、パッキング終了。

Applyしたのは、去年の今頃。
インド行きが決定したのは2月。
やっと、出発です。

こののち、デリーまでオンラインになれそうにないので、ここで日本にさようなら。

小学校6年生の卒業文集、’しょうらいのゆめ’コーナー
12歳のかなちゃんが書いたのは、
「外国で住んで働く」でした。

月曜日から、外国で住んで、働く私。
’しょうらいのゆめ’は、意外と早くやってきました。


無人島でもやっていけそうな、サバイバルグッズたち。
インドの奥地での命綱。
私のかわいこちゃん達、









ちゃんと届きますように・・・

2009-09-21

一瞬の再会、しばしの別れ

出会った時期、ともにした時間、交わした言葉、
関わりはそれぞれ全然違うけど、私の人生になくてはならない大切な人達。

私がちょっとばかり遠いところに行くから。
ちょっと未知の国に行くから。
っていうので、たくさんの人に会ってもらう機会をいただきました。

そんなこんなでまとめて更新です。


一番近くで心配しながらも背中を押してくれる、私をこの世に生み出してくれた人達。
本当に、元気でいてください。







私の最初の助産師人生を支えてくれた。
泣いても笑っても、明けても暮れてもずっと一緒だった助産師仲間







家まで来てくれた。お姉ちゃんがいない私にとって唯一のお姉ちゃん。







と、その小人ちゃん達。私たちの親戚を選んで生まれてきてくれてありがとう。
癒しの2人。










居心地抜群。あの青春時代を駆け抜けた、大好きな仲間。
円陣を組んでくれたとき、涙があふれそうでした。









「もしあと何時間かで死ぬとしたら何をしますか?」
と、ありがちな質問をされた時、
「大切な人に会います」
と、いつも答えていました。

もちろんまだまだ生きる予定ですが、
夢が一つ叶ったような幸せの日々でした。

ありがとう。

2009-09-12

ルーツ

どこに行っても、
どこに飛び立っても、
忘れられない人がいます。

ここまでの自分を支えてくれ、
遠くてもいつもそばにいてくれる。

この仕事に就くことができたのは、きっとみんなと支え合う時間があったから。
あのとき、一生懸命勉強できたのは、きっとみんなと出会えたから。
臨床で辛いとき、いつもみんなで卒業したことを思い出した。
きっとみんなもそれぞれの場所で頑張っているはず、と。
感謝してもしきれない。
恥ずかしくて、目の前ではとても言えないけど、大好きな仲間たち。

私のルーツ。

そんな仲間が、私の夢の門出を祝ってくれました。









少しばかり大人になったみんなが、おしゃれなお店を予約してくれ、
せっかくの土曜日にも関わらず、時間を使ってくれました。

たくさんの、心のこもったお餞別品をいただきました。









’必ずすべて持っていくこと’と約束させられましたが、テリー伊東だけは勘弁してください。
税関でつかまります。

たくさんの心配り。









やさしい気持ちの数々










おかげさまで旅立てそうです。
どうもありがとう。

2009-09-10

一期一会

「ブータン!」
「はいそろってます!」
「トンガ!」
「いまーす。」
「インド!」
「5人オッケーです」

おととい、バスで東京に日帰りで行った。
とてもお偉い様に会いにいくため。
バスの中の点呼の様子・・・
こんな小さな日本の箱の中で、それぞれが他の国名で点呼をとる姿。
滑稽かつ、なぜか感動的でした。

65日間、
日本中から集まった仲間が、
志同じく、
寝食をともに、
苦楽をわかちあい、

そして
昨日、
日本中に帰っていった。











お金では決して買えない時間と、出会いを得ることができたこと。
本当に感謝します。

そして、
世界中へ飛び立っていく仲間たち。


どんな苦労があっても、目指す気持ちを共有した仲間が
空の向こうで、海の向こうで同じように頑張っていること。
きっと、任地でかけがえのない勇気の源となることだと思います。

これから私はこの5人で、インドへ向かいます。








何になるのか と言われても、
自分探しだ と批判されても、
見てみぬふりや、無関心よりずっといい。

そう思って、動きます。
行きたくてもいけない環境の人もいる中、行動に移せる自分の環境に感謝します。
みなさんも何かに関心を持ち続けてくれると、いいなと思います。
そうすることで、少しずつ何かがきっと変わっていくはず…

2009-09-03

समय ・・・ time

最終試験前夜。

勉強は、多分本当は楽しいものなんでしょうけど、本当に辛かったです。

今、明日の試験に向けてまだ勉強が続いていますが、
私は涙がとまりません。
‘勉強が辛いから’ではありません。


65日前、一言もわかりませんでした。
Yes もNo も知りませんでした。
初日、Hindi語しか話さない先生に頭を殴られた気分でした。


अ आ इ ई उ ऊ ऋ ए ऐ ओ औ अं अः
母音の13個から始まりました。

4種類もある「タ」の発音を、授業中30分間言い続けた日もありました。

毎日毎日、朝から晩まで嫌になるほどつきまとわれ。

でもたくさん笑いもしました。
そしてついに、最終試験まで来ました。

中学校を卒業します。
音と文字から始まった時間は、
色と声になりました。

目の前の文章に、目の前の文法に、たった数十日間の間に書いた自分の字に
たくさんの思い出がよみがえります。

やっとスタートラインにたっただけで、泣いている場合ではないのですが。

自分の毎日への思いと、
一生懸命教えてくれた先生と、
支えてくれた2人の仲間に感謝の気持ちでいっぱいで、
ここまで来た素直な感動と、終わりへのさみしい気持ちがこみあげます。

ほどほどに、眠りにつこうと思います。

努力はいつか、道になる。
出会いはどんなものより素晴らしい。
Hindiに出会えたこと、3人に出会えたことに感謝して。

मुझे आशा हे कि हमलोगों के जीवन में खुशी आये ।