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晴れな人生、生き方!
それでいて、夢がちりばめられていて、ところどころで出会えるといい。
自己満足だとも思いながら、夢の一つである国際協力に踏み出す。

*用語説明*
ANM・・Auxiliary Nurse Midwife(准看護助産師) 農村部で15・6の村を対象にドクターなしで診療所を運営する。分娩から成人・子どものケアまで。

ナース・・・日本のように看護師と助産師の資格が分かれておらず、それ以上のことも行う。例)会陰切開や、縫合など

2010-03-06

Japan in the heart of India


”再度ヒンディー語を特訓して、仕事に役立ててください。”

そんなお達しがあり、ただいま首都デリーで10日間の研修中です。
久しぶりの都会で、都会っ子の私はまたもや一時帰国気分。
日中は軽く30度を超えるとはいえ、まだまだ。
夕方は日本の夏の夕暮れの雰囲気で、今から花火を見に行きたくなるような、そんな陽気です。
セミは泣いていませんし、実際は日本からの距離は任地と変わらないのに、心理的に近いような気分で少しそちらが恋しくなりました。


そんな中、空いてる時間を使って、初めてデリーで日本語の授業というものを見に行きました。

ここインドにいる隊員のほとんどが、日本語教師です。(助産師は、私だけ。)
日本語の授業なんてみたこと無かったので、先輩隊員さんに頼んで授業に連れていってもらいました。
興味津津です。

ネルー大学っていう、インドの日本語界ではトップレベルの大学にもぐりこみました。
大学そのものが、公園みたいで、ザ・キャンパスという香りがして、映画に出てくるところみたいだった!









ここに住みたい!


それはさておき、一生懸命自国の言葉を学んでくれている姿を目にして。
私でも違いがよくわからないような、ややこしい単語を使い分けていて。

”自分の国のことを知ってくれたり、勉強してくれたりするのはこんなに嬉しいことなんだ”
と、心がポカポカに。









夜が長い を 夜が大きい と言った生徒。
ロマンチックな間違いに、心がキュンとなりました。

全然知らなかったけど、日本語、語学教師っていうのもいい仕事だなーと。


また、今日インド全国からの学生を対象に日本語スピーチコンテストが開催されていたので、そこにも見学に行きました。









下手したら、私より上手なんじゃないかと思うぐらい流暢な日本語。
何より、行ったこともない国の言語習得、その継続する努力を思うと心から尊敬せずにはいられませんでした。
去年の夏、たった2カ月でもあんなに大変だったのに・・・


ヒンディー語で、心臓のことをディルといいます。
「だから、首都はディッリーなんだ」 って今更ですが今日授業で先生が言ってました。

私も一生懸命がんばろう。
一つ壁を超えるまで。
やっぱり誠心誠意尽くさないと、相手のことを心から知ろうとしないとダメなような気がする。
ダメというか、その方が私だったら嬉しいな、と。

大きな亜大陸を支える心臓デリーで、日本を、日本を知ろうとする皆さんを垣間見てそう思いました。
ありがとう、生徒さんと先生達。

語学研修にはもってこい、そして必須である、動機につながるいい刺激をもらいました。

そして、何をさておき、やはり言葉。
それを痛感できたこと、来週任地に帰ってからどうか役に立ちますように。

6 件のコメント:

  1. 語学研修でベルギーを思い出して初コメント☆
    言葉を知ると、人も周りもより多くを語ってくれるようになるのよね。
    かなのブログを読んでいると、私も一生懸命がんばろうと思うよ。
    仕事も生活も、もっと楽しみたい・好きになりたいね。

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  2. >

    コメントありがとうございました。
    んー およそ見当はつきますが、どなたか教えていただけるともっと嬉しいです!
    場所に関係なく、自分次第で楽しんだりできるはず、そう思って私も頑張ってます。

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  3. この間は教室に来てくれてありがとう。
    「夜が大きい」・・・いいよね。
    KANAさんを見て、日本語教師を始めた頃の
    キュンとしてた気持ちを思い出しました。

    そっか、私たちはいま、デッリーにいるのね。
    これもキュンとしました。

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  4. >AYAさん

    こちらこそありがとうございました。
    言葉の勉強って、言葉そのものだけじゃなくってそのバックグラウンドや、時の流れや文化が見えるから面白いんでしょうね。
    でも、それを見るには言葉が必要なんでしょうね。

    キュンキュン。

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  5. 私も同じ様な経験が出来るはずだったのに。。。ベトナムで。
    少しうらやましいと思いつつ、心から応援します。
    毎回、ブログを読ませてもらって、現地の大変さやジレンマ、とても伝わってきます。
    これからも、新鮮な感想をどうか日本へ伝えてください。
    楽しみにしています。

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  6. >INAOKAさん

    いいチャンスがあったんでしょうか?また巡ってくるといいですね。。。読んでいただいてありがとうございます!

    現実は、なかなかで。
    うらやましいことばかりではありませんが、そういうことを考えることができる環境には感謝しないとなと思っています。
    よかったら、遊びにきてください!

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