”はじめまして” の挨拶に、涙を流しながら。
子どもを必死で守ろうとする娘をそっと抱く、母の母。
「仕方ないのよ」と泣きながら。
悲鳴のような声を重ねて、すでに亡くなっている子を一生懸命産んだ彼女。
もう皮膚がぐちゃぐちゃになってしまっているその子をなでながら、その何倍もの大きな声で、ずっと叫び続けてた。
悲鳴のように。
溢れるほど生まれていって、溢れるほど死んでいく。
その字の通り、本当に、溢れるように。
溢れるように。
忘れがちだけど、みんなわが子を心から愛してます。
無条件に愛してくれるお母さんに感謝して。
あなたが生まれ、あなたが産んでるその裏側では本当にたくさんの赤ちゃんが命を全うできていないことを知り、その命の尊さに感謝して。
たくさんの不満を置かれた環境にぶつけながら、それでもまだまだずっとマシだと感謝して。
私達、世界の頂点のような生活をしていることに感謝して。
そうしてほしいな、と思います。
いつも笑顔と涙の中にいる仕事。
自分もたくさん喜び、たくさん泣きますが。
でも、いい仕事です。
ああ、いい仕事だな、と感じます。
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