途上国に住んでいる方々なら日常茶飯事の、「停電」ですが、こちらも毎日8時間の計画停電なのでよく考えてみました。
幸い、突然の停電は少なく、計画的です。
国によっては、何時間も突然停電もあるのでまだマシかな、と。
困ること。
健康な私が困ることといえば、部屋の電気ぐらいですかね。
でも、わかっていれば困ることも特にない。
まず、停電する時間が決まっているので、それに向けて電気がある間に充電はします。
四六時中パソコンを使う仕事でもないので、ラッキーでしょう。
ゴハンは、鍋で炊くし。
レトルトや、冷凍食品はないから、毎日その場でその時のモノを使って食べるし。
チンはないので、残さない量を作る。
寒い時は、服を着込むし。
体を洗うお湯は、鍋で沸かして作るし。
洗濯機はない。
あと、何が困るかな。
想像してみたけど、私の想像力が及ばない。
そう思うと、東京の3時間の停電で、なぜ大量にカップラーメンとかを買いこむのかわからないのですが、きっと現場には現場の事情があるんでしょうか・・・
地震・津波にやっぱり備えているとか?
あ、IHクッキングヒーターだから、それで?
でも、その3時間以外の時に料理するってことで無理なのかな。
屋内待機を命じられているから・・・か?
そりゃ、私のいる田舎には車いすの人が登れないような建物はないし、あっても誰かが抱えてくれるつながりがあったりしますが。
在宅酸素も、呼吸器も、透析も、そんな選択肢ないから存在しないのは事実なんですけど。
そして、電気がなければ手術も何もできなくなるっていう状況が、東京の生活を維持していく現状とはかけ離れたお話なことは、
・・・・重々承知しているうえで。
やはり、健康な自分とその家族がただ生活するということだけを考えた時、3時間あまりの停電と大量の買い物を結びつけるのには、やや苦労します。
”銀行が潰れる”というウワサを聞き、潰れる前にと人々が一気に口座からお金を引き出した。
その結果。
その銀行は、本当に潰れてしまった。
有名な話ですね。
お金を引き出さなければ潰れなかったのかもしれない。
批判ではないです。
そんなこと、私も東京にいたら思いもしなかったかも。
パニックにもなってたかも。
電気がない。
ガスがない。
薬がない。
人がいない。
モノがない。
カネがない。
こんなことがあって、ありがたさわかって良かったでしょ、なんてとてもじゃないけど言えないです。
起こらない方が良かったに決まってるし、本当に悲しい事実です。
でも、そんな生活を慢性的に強いられている人々も、世界中にはたくさんいるんだってことを思い浮かべるきっかけがあれば、何か救われることもあるでしょうか。
結果論となってくるでしょうが、それぞれの優しさと想像力に期待します。
かな、停電することは途上国ではしょっちゅうあるのになぜか東京の街が停電することは不気味です。どこもかしこも暗いで。節電で。カップラーメンの買占めは地震、津波への備えやと思うけど、人がたくさんものを買占め、スーパーから物がなくなること自体が人を不安にさせさらに買占めたくなるという悪循環が先行しています。おばちゃんたちがトイレットペーパーまで買い占める理由が私にはわからん!必要な人がほんまに買われへん!
返信削除>あいこ
返信削除人生の中で暗い東京を味わえるなんて、二度とない経験かも。不謹慎だと思うけど。
起こったことを嘆くより、なにかに発信できるエネルギーに変えていきたいものですね。
感情だけ先行させず、賢く進んでいきたいです!
フィリピンの田舎でもよく停電していました。
返信削除ほとんど前もって分かっていたこと。
家に電気が通っていないお家も多かったので、
そんなに苦労していなかったみたい。
ろうそくの灯のもと、料理したり何をしたり。
アル・ゴアさん(親しみを持って”さん”と呼ばせていただきます笑)の『不都合な真実』のあるページを見て驚いたことを思い出します。
夜の航空衛星写真、日本列島がクッキリと写っている違和感。。。。
トイレットペーパーが買い占められてしまい、
我が家ではしばらくフィリピン式トイレを実践していました。「こんな方法を知っていて良かった」とありがたく思った日々でした。
今はトイレットペーパーありますよ(笑)
>K子さん
返信削除おひさしぶりです!
その写真私も見たことありますが、地球上でほんの一部ですよね、明るい場所なんて。
ちなみにこの町は、はなからトイレットペーパー、売ってません(笑)
存在を知らない人もたっくさん。。。