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晴れな人生、生き方!
それでいて、夢がちりばめられていて、ところどころで出会えるといい。
自己満足だとも思いながら、夢の一つである国際協力に踏み出す。

*用語説明*
ANM・・Auxiliary Nurse Midwife(准看護助産師) 農村部で15・6の村を対象にドクターなしで診療所を運営する。分娩から成人・子どものケアまで。

ナース・・・日本のように看護師と助産師の資格が分かれておらず、それ以上のことも行う。例)会陰切開や、縫合など

2011-08-14

見られない

お祭り続きのインドだと申しました。

やること多すぎて(主にPC、卓上の仕事)、ひきこもりになりたい気持ちとは裏腹に、ゴハンに呼ばれる・・・。
で、そのたびに ”こんな生活もあと数日。二度と来ない時間を考えて、仕事は後回しだ” ってやってるうちにいつも夜中に起きることになっています。
ただいま1時。

今日はラクシャ・バンダンだったため、「家に泊まっていけ」と言われましたが、それだけは勘弁ってことで9月に泊まる約束をして帰ってきました。

で、今日その家まで歩いている途中でふと思ったこと。

“見られない”


いや、正確には ”見られているようにはあまり感じない” ってことです。



っていうのも、2年前私がここに来た頃。
外国人もとより、他の州のインド人だって来ないような何の特徴も観光もない貧しいこの町の人達は、それはそれは時間が止まったかのように棒立ちになり、走る車をとめて、会話をとめて、ふりかえって私を凝視したものでした。

あっけにとられているとういか、鳩が豆鉄砲。

とにかく、肌が白くて目が小さいこんな人種を見たことないので、珍しくって仕方がない。
外文化が全くといっていいほど入っておらず、一番近い都会まで300kmあり、識字率50%のこの町。
ニホンジンなんて想像つかないから、みんな「ネパール人が来た」ってヒソヒソしてました。
(外人=ネパール人)
そもそもこの私の住むマディヤプラディシュ州は、日本の0.8倍ぐらいの面積があるにも関わらず、在日本人は知ってる限りでは片手ですむぐらいです。
企業もない内陸地、世界中どこにでもいる日本人でこの数。
その、一番近い都会(というか州都)にだって、たったの1人のはずです。


それはそれは、嫌でした。
だって、何してもジっとあのデカ目で凝視されているし、見られることのストレスって今まで感じたことがないもので。
1年ぐらいは本当に嫌だった。

「チンキー(中国人)!」関連は、首都デリーや都会より少ないと思います。
たまーにあるけど、ほんとたまに。
田舎の人達は、そんないじわるあんまりしないです。
侮辱とかより、ビックリして見るって感じで。


てか、もうみんな知ってるから。

今日は歩いてて、下校中の子どもが、
「ジャパーーーーン」って言ってました。
すごいな。

大人は、2年も経つと特に興味ナシ。



あと1カ月だから、”なんでもいいわ” って気になって、とっても楽なキモチです。

もしくは、肌が黒くなりすぎたのかな・・・。
それはないと信じたい。

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