当時、中学1年生でした。
たまたまふと目が覚めるとシーンとした早朝で、夢と現実の間ぐらいでした。
天井が揺れていることに、??と思った直後、人生初めての揺れを経験し、「地震か?!」と思って飛び起きました。
幸い私の街に大きな被害はなかったですが、映像も、朝の暗さも寒さもハッキリ記憶に残っています。
小さな頃に学校で習うことっていうのはとても影響力があるものですね、咄嗟に机の下に入ってたのを覚えています。
一番早く始まるめざましテレビが、混乱しながら放送に入っていたこと。
自宅待機になり登校時間が遅れたものの、その日は百人一首大会で、体育館にものすごい大きなストーブのようなものを置いて、学年ごとに大会が行われたこと。
そして帰ってきてテレビを見ると、神戸が悲惨なことになっていたこと。
おじさんが知り合いの家に水を届けにいくっていう話をしていたこと。
新聞では、火の手がまわってきているけど、がれきの下にいる親を救い出せず、子どもに「逃げろ」と言い続け子どもが逃げるしかなかったっていう話があったこと。
すぐ隣の街で起こっているって思うと、恐怖感とその現実味のなさに不思議な感覚でした。
毎年思いだしますね。
1995年は嫌な年でした。
あの大きなサリン事件もあの年でした。
おじいちゃんが亡くなったり、空き巣が入ったり。
その頃から、なんだか日本のカラーが変わってきたように思いますが。
携帯電話やインターネット、凶悪犯罪に少年犯罪。
週末はセンター試験だったみたいで。
センターの日はいっつも雪が降っている気がしますね。
私が受けた日も、その日に限って珍しく雪が降りました。
寒くてショールをひざにかけていたら、試験前にチェックされたのと、お母さんがお弁当に手紙を入れてくれていたのを思い出します。
自分との闘いと、孤独さと。
あのときがあるから今の自分があるので、頑張ってよかったなって思いますが、あのエネルギーを振り絞る感じの辛さは二度と味わいたくない気がします。
地震からセンターの話になってしまいましたが・・・、とにかくこのあたりは強烈な記憶の多い季節です。
雑記まで。
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