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晴れな人生、生き方!
それでいて、夢がちりばめられていて、ところどころで出会えるといい。
自己満足だとも思いながら、夢の一つである国際協力に踏み出す。

*用語説明*
ANM・・Auxiliary Nurse Midwife(准看護助産師) 農村部で15・6の村を対象にドクターなしで診療所を運営する。分娩から成人・子どものケアまで。

ナース・・・日本のように看護師と助産師の資格が分かれておらず、それ以上のことも行う。例)会陰切開や、縫合など

2010-02-28

シャカハリ!


有名な話なので、ご存じの方も多いでしょうが。
広いインドでは、食事の体系が大きく分けて2つに分けられています。

ベジタリアン か ノンベジタリアン。
通称、ベジ ノンベジ と言います。

ベジにもいろいろあって、卵は食べる、魚まで食べる、乳製品はOK、など。
ピュアベジになると、卵も食べないです。
今でも厳しい人はそうするみたいですが、ベジとノンベジが食事をともにすることもなかったようです。

しかし、このベジタリアンと言われる方々、非常に多いです。

宗教柄、ベジはヒンドゥー教に多いため、イスラムやキリストのおうちにお呼ばれするとお肉にお目にかかることもできますが、基本はチキンかマトンです。
ヒンドゥー教では神聖な牛は絶対食べませんし、イスラム教では豚は穢れなので食べません。
もっというと、ヒンドゥーでは海のものは穢れ、川が神聖なので、海のものも食べません。

と、まあいろんな区別があって、それがまた非常に細かいです。
飛行機にのっても、「Chiken or Fish?」とかいう有名な文句ではなく、
「veg or non veg ?」 と、聞かれます。

全ての食品には、それがベジなのかノンベジなのかが表記されています。
ベジは緑で、ノンベジは赤で。
都会では、パッケージ品が多いのでよく目につきます。

日本産、ヤクルトは、ベジ!(都会にはヤクルトあるんです。超高級品ですが・・・)









マックチキンは、もちろんノンベジ!









ノンベジにしました、機内食。










私はノンベジですよ、ってたまに話をするのですが、ヒンドゥー教の人の前で牛を食べている話だけはいまだ出来ません怖くて。
なぜか悪いことしていたような気がして・・・
ま、言わなくても支障がないのでカミングアウトしてません。

しかも、田舎で肉を買うのって少々面倒です。
もちろんスーパーなんてないので肉の卸売りみたいなところにいかなければならず、衛生はもちろんいまいちで、そのうえ男がお酒飲んでる危ないとこだから女は絶対あの肉地域に行くな!って周りのナースみんなに言われたのが理由です。
そして、一番近い大家さんはピュアベジなので、卵すらコソコソ食べているのに肉の相談は言えない。。。

そしたらキリスト教の先輩ナースが、たまに息子を私の家へよこしてチキンを届けてあげる!という鶏肉配達を申し出てくれました。
このあいだ、そのデリバリーを一度お願いしたところ、骨つきぶつぎり(まさにブツぎったところです!みたいな肉)を持ってきてくれたのです。
血もついたままでしたが、すごく新鮮でした。
ついでに川魚もくれた。

ただ、私の体が妙に変。

卵屋さんとのタイミングを逃すと、卵すら食べない日もよくあります。
つまりその辺の方同様、ピュアベジ生活歴早4ヶ月。
そうすると、肉とか魚とかみると、「うわ、生き物だ」と体中がなぜか反応します。
ありがたいと思うのだが、バクバク食べてた日本での生活がなんだか不思議に思えてくるからこれが不思議。
そして、まあおいしいのだけれどなんか気持ち悪い気もして体がソワソワします。

自分の環境適応能力にあっぱれ。

だからホームシックとかないんだろうなー・・・と、今日もおいしくベジフルコースをいただきました。


ベジタリアンは、ヒンディー語で、シャカハリって言います。
まさにベジタリアンっぽい音なところが、私は結構好きな単語。


インドの方と食事をするときは、気をつけてくださいね。

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